こんにちは。
なんとなくFireを始めた兼業主夫のおじさんです。
今日は、もう手放してしまったけど昔購入した株を今もっていればどうなっていたかを考察してみようと思います。
そうです。よくあるタラレバのお話です。
たまにボーっとしたときに考えたことはあるのですが、そんなのをきちっと考察する時間的余裕など存在せず放置している状態でしたが、今は時間がある程度確保できるようになった状態なので、これを機会に一度考えみようと思いました。
私自身の投資歴は約18年近くあります。
さすがに今の株高まで運用していたので、若干の運用益はありますが、最初の頃は本を読んだのをアテにしてそのまま投資をして暴落!今後は違う本を読んでまた暴落!と典型的な失敗のルートを辿っていました(遠い目・・・(‘Д’))
手元に残っている書類で確認できる一番古い取引は2011年11月30日に双日株式会社(証券コード:2768以下、「双日」と表記します)を売却していました。今回は双日を売却した時点から今に至るまで仮に持っていたとしたらどのくらいの資産になっていたかを検証していきたいと思います。
まず、双日という会社がどういう会社かというと一言で言うと「商社」です。三菱商事、三井物産や伊藤忠商事など俗に言う3大商社と同様にカテゴライズされている「総合商社」で四季報では、「総合商社、03年に日商岩井とニチメンが統合。自動車、航空、肥料に強み。持分で鉄鋼、LNG」と書かれている会社です。
詳しくは→双日株式会社|Sojitz Corporation(双日株式会社HPより)
当時の私は、世間に知れ渡っていて有名な商社である三菱商事や三井物産などの株を購入したかったのですが、資金的余裕があまりなく、売買単位が20万を超える株に手を出すことができませんでした。その為、比較的に売買単価が小さくかつ商社がいいなあと思い購入したのが双日でした。
ただ、売番単価が安いにもかかわらず、コツコツと買い増した結果1400株に。とっても矛盾している行動をとってました。証券口座に1000を超える株を持っていることで悦にひたっていたなと感じる悲しいセンスでした。
そんななんとなくの感じで会社の事も知らず「商社」「売買単位が低い」という理由程度で購入した会社でしたのでリーマンショックも癒えずに底をうっていた時に段々とマイナスが立ち並ぶ株の購入ラインアップをみたくない気持ちが強くなってきて・・・
ほんとあの頃の自分を説教してやりたい気分です( ;∀;) なぜ少ない資金をキチンと根拠をもって購入せずに購入したのか・・ある程度投資をしてきた今だったらそんなことも言えるのですが当時はねえ(遠い目(‘Д’)・・・)
そして、2011年11月30日に売却をします。確か、直近数日間双日の株価が上がって今がチャンス(←なにがチャンスやねん!!)と思って売った記憶があります。
売価は119円。売却株数は1400株。当時は5→1への株式併合がなかったときなので、今で言うと280株を売却したことになります。その時の損益は△238,500円((+_+))。なかなかの撃沈ぷりでした。1株当たり289円で買った株を119円で売却しています・・・ふと数字で見てみるとなかなかにエグイ数字ですね。今見た自分もびっくりです( ;∀;)。
さて、これを今売ればどれくらいになるかというと3/26の終値が4,068円ですので、昨日売却していたとすれば、
4,068円×280株=1,139,040円となり、
当時の売却額が「119円×1,400株=166,600円」でしたので、都合972,440円分損していることになってしまってます((+_+))
しかも、配当金の額を計算して、税金なども考慮すると・・・
売却益:972,440円×0.8(所得税分※復興所得税除く)=777,952円
配当金:150,304円(2012年から2023年分の合算、所得税控除済)
で計928,256円を受け取ることを放棄してしまったということになります( ;∀
これは、なかなかにエグい数値ですね・・・
なお、双日は配当方針については、以下のメッセージをHP上で掲載しています。
↓以下が双日株式会社の配当方針です↓
当社は、株主の皆さまに対して安定的且つ継続的に配当を行うとともに、内部留保の拡充と有効活用によって企業競争力と株主価値を向上させることを基本方針とし、経営の最重要課題と位置付けています。2021年4月にスタートした3か年計画「中期経営計画2023」では、この基本方針の下、連結配当性向30%程度を基本としています。また、各年度末時点でPBRが 1倍未満の場合は、時価ベースのDOE(※1) 4%を下限配当とし、PBRが1倍以上の場合は、簿価ベースのDOE(※2) 4%を下限配当として設定しております。
損失分と受け取れる利益を合算するとトータルで100万以上という結果でした。
以上が、振り返りでした。こうやってまとめて見ると当時の状況や心境などを思い出してきて反省もありますが一方で今の自分だったらこのような基準で株の購入や売却もしないと思い、その点は少し成長したのかなと思っています。
ちなみに、今現在、私は双日の株を持っています。資源高で業績が好調なことと配当利回りが高い事が気に入り購入しています。もちろん三菱商事などの3大商社もいいですが、私の場合、銀行(三菱UFJ銀行)株なども保有しているのでリスクヘッジという点で独立系の商社にしているといった面はあります。
話が長くなったので一旦これで終わりたいと思います。
今回も見て頂きありがとうございました(^^)/