おはようございます。
今度こそおはようございますの時間に投稿を終えたい「なんとなくFireおじさん」です。
近況報告Part2という形で先日のブログの続きから前回は退職後のお上(国や市町村)への手続き関係のお話です。
・健康保険の切り替え
今までなんとなく入っていた会社の健康保険。これって退職後には大きく分けて3つの選択肢があるってご存じですか??
(1) 国民健康保険
(2) 協会けんぽの任意継続
(3) 家族などの保険に入る(要は被扶養者≒扶養に入るってやつ)
言葉じりからも一番とっつきやすいのが
「 (3) 家族などの保険に入る」
ですね。
これは、家族の中ですでに入っている人の健康保険に入らせてもらって保険の適用を受けるって事で金銭的な負担が1円もかからない方法です。なので、この条件が適用になるのであれば真っ先に家族の扶養に入るのがおすすめです。
ちなみに「家族」とは健康保険の中のルールでは、生計を共にする(※要は一緒に生活してるって意味です。なので、同じ家に住んでなくても食事を一緒に食べていることや水道光熱費を支払ってもらっているといった状態でも生計を共にするっていう事になります。)という条件を満たせばOKなので該当する方も多いのでは(*’▽’)
一般的な例としては、夫婦の内いずれかが退職して配偶者側の扶養に入ったり、独身の人であったら退職して父親の扶養に入り直すなどがよくあるケースですけど、上記の様に生計を共にしていれば加入できるので一度確認してみてはいかがでしょうか。
尚、この場合は家族の勤務先に言って加入するという手続きが必要になりますよ。
「(3) 家族などの保険に入る」の条件を満たさない場合に考えるのが
「(1) 国民健康保険」か「(2) 協会けんぽの任意継続」となるかなと思います。
この2つはどちらがいいかを考える方法はたった1つです!!
なんだと思いますか(*’▽’)
そうです!お金です!!
そうなんです・・・身も蓋もないといった感じです・・・
そもそも日本の健康保険制度は非常に優秀で(海外と比べて日本の健康保険制度は整っているって話は有名です(^^)/)上の(1)~(3)のどれを選んでも病院にかかった時の差はありません!!
受けられるサービスが一緒であるのであれば考えることはたった1つ。
そう「お金=費用」です!!
先程伝えたように「(3) 家族などの保険に入る」はお金がかかりませんが、国民健康保険と協会けんぽの任意継続はお金がかかります。かかるお金は以下の通りです。
(1) 国民健康保険 | 市役所に聞く(→ってオイオイ) |
(2) 協会けんぽの任意継続 | 退職前に払っていた健康保険料の2倍 |
(2) 協会けんぽの任意継続
退職時の給与明細を見れば一目瞭然です。
「健康保険」(←会社によって若干名称は異なりますが大体こんな名前)の欄に書かれている金額の2倍の金額が任意継続にした時に月々にかかるお金です。何故2倍になるかと言うと、健康保険料というのは、会社員として働いている時は、会社と折半しているからです。退職すると会社が負担してくれているお金も自分が払わないといけないのであわせて2倍になるという訳です。会社員のありがたみがよくわかる話ですね((+_+))
一方の「(1) 国民健康保険」については、「市役所に聞く」というなんだか丸投げ感がでてくる話となるのですが、残念ながら一般の人間がわかる計算式とはではないんですね(‘◇’)ゞ
家族構成や自分が持っている資産などを多角的に計算して算出するので、これについては、直接市役所に聞く必要があります。大体の人は任意継続の方が安いらしいですがきちんと確認しておくことをお勧めします。
ちなみに私も任意継続の方が全然安かったので任意継続をしました。ただ、翌年になると国民健康保険の方が安くなる場合があるので、年が明けたらまた市役所に聞いてみることをお勧めします(*’▽’)
ただし、任意継続にする方には加入条件があります・・・
それは任意継続に加入するには退職後20日以内に行う必要があるという事です。1日でも過ぎてしまうと絶対に加入することはできないので速やかに行うように気を付けてください。それと、任意継続は2ヵ月以上の被保険者期間も必要です。被保険者期間と聞くと途端にややこしいと感じるから不思議ですね・・・
「被保険者期間≒会社に在籍していた期間=会社で健康保険を払っていた期間」
という風にとらえて頂ければ概ね問題ないかなと思います。よく在籍期間と被保険者期間が一致していると捉える人が多いのですがそれは正社員の事で、アルバイトなどで健康保険に加入していない期間は被保険者期間に入らないのでご注意を・・・
最後に手続きする場所ですが、
国民健康保険 → ご自身が住んでいる市町村の市役所
任意継続 → ご自身が住んでいる協会けんぽ
で手続きができますよ。
健康保険の事である程度の分量になったので今日はこれまでにします。
次回は「年金の切り替え」と「会社との退職後のゴソゴソした手続き」の手続きについて書いてみたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました(*’▽’)