お金の話

ハローワークいってみた~初めての失業認定→失業保険の受給の手続き~

こんにちは。なんとなくFireおじさんです。

今回は退職後の失業認定から失業保険の受給の手続きまでについてお話したいと思います。
実は去年会社を辞めてFireしたときは、失業保険の申請はしてなかったんですよね~
 →以前書いた、健康保険や年金の切り替えについての記事はこちらこちらもです(*’▽’)

その時は体調も崩していましたし、就職する予定もなかったので放置してました・・
今回は人生勉強の一環として、仕事を辞めた人間らしく(←我ながら意味不明((+_+)))いっちょ清く正しくハローワークいって失業認定してもらって、仕事もワンチャンいいのあったらしてみようと思って(おいおい💦)手続きをしました。

まず、簡単なステータスからお話すると、私は、自己都合退職の45歳以上です。雇用保険の加入期間は20年以上だったので、失業保険の支給日数は150日です。

↑と話しましたが、訳わからないですよね( ;∀;)。こんなんキッチリ知ってる人なんて誰やねん!!って感じなのでざくっと表にするとこんな感じです。

(ハローワークインターネットサービスより引用

シロ
シロ
自己都合で20年以上雇用保険に入っていたので「150日」なんだね
ワシシ
ワシシ
特定受給資格者って書かれている年齢によって分かれている表は自己都合以外のいわゆる「倒産・解雇」などのやむを得ない事由で退職した場合なんだ

ってなワケでこれからは実際に失業保険の受給申請に必要な書類や条件を説明していきますネ。まずは、申請に必要な書類はこちら↓

  1. 雇用保険被保険者離職票(1と2) 
    → 退職後、会社から交付される書類の事です。
     失業理由や在職期間、賃金などが記載されており、受給資格の判断に使われます。
  2. 個人番号確認書類
    マイナンバー、通知カード、個人番号の記載のある住民票のいずれか1種類
  3. 本人確認書類
    → マイナンバーカード、運転免許証など
    →官公庁が発行した身分証明書・資格証明書等でも対応できる場合があります。(詳しくは最寄りのハローワークに聞いてみてください)
  4. 写真(縦3cm×横2.4cm)2枚
    → 最近6か月以内に撮影したもの。マイナンバーカードの提示で代用可能
     ※ここは節約の面でもマイナンバーカードがいいかと思います。
  5. 本人名義の預金通帳またはキャッシュカード
    → 失業手当の振込先口座が確認できるもの(本人名義に限る)。

流石に「印鑑」は不要になってます。時代ですね(‘◇’)ゞ

続いては受給条件こちら↓

  1. 離職前の2年間に、被保険者期間が通算12か月以上あること
    → ただし「倒産・解雇など会社都合」の場合は、直近1年間で6か月以上でOKです
  2. 就職の意思と能力があり、積極的に求職活動を行っていること 
    → ハローワークで「働く意思があり、すぐに働ける状態」であると認められる必要があります。

①について、全く雇用保険に入っていない人が失業保険を受給できるのはちゃんと払っていると比べて不公平なのはわかりますね。
②は、きちんと求職活動をしているってのが条件です。簡単に言うと仕事を探していて見つかったら就職できる状態って事ですね。だから、病気とかで仕事ができない状態のときは、失業の条件を満たさないってことですね( ;∀;)

ハローワーク内での手続きや所要時間

さて、必要な書類や条件は上記の通りですが、もし、失業手当を早くもらいたい場合は速やかな手続きをする必要があります。
なぜなら、失業手当は、ハローワークで資格決定をされた日からでないと手当の支給へのカウントダウンがスタートしないんですよ・・

もっと具体的に言うと、ハローワークで失業の資格決定→給付制限1ヵ月(待機期間7日も含める)を終えてからでないと手当がもらえないんです( ;∀;)

だから、失業の資格決定が遅れれば遅れるほど失業手当をもらえるのが遅くなってしまうんですよね。なので、失業手当を早くもらいたい人は「雇用保険被保険者離職票(1と2)」が会社から届いたらマッハで手続きに行きましょう。

さて、実際のハローワークでの手続きですが、まず、受付にいき「失業したので申請にきました」って話すと担当部署に案内してくれます。
その間にアンケートと申込書を書いておき、順番がくれば案内されます。

                  ∟現在の状況や希望の職種などを書きます。

受付では、必要書類の確認をします。忘れてしまうと帰ってまた申請にいかないといけないのでできれば一発で済ませましょう
(失業中の交通費はキツイですヨ( ;∀;)←私は通帳を忘れて電車で2往復しました)

係りの人が離職票などを元に手続きをしてもらえます。そんなに難しいことは聞いてこられないので安心してくださいね。よく、退職理由の細かい所まで聞かれると嫌だなという話を聞くのですが、自己都合だと退職した会社のことなんか聞いてきませんし、倒産・解雇等であっても細かい内情のことなんか聞いてきませんよ(「なんで解雇になったんですか」「誰にパワハラ受けて辞めたんですか」なんて質問はありえないです)

ちなみに、アンケートと申込書は係りの人に離職票を出すタイミングで同じように出しますよ。

トータルの手続き時間は受付に申し出てから帰るまでで1時間30分くらいだったでしょうか。私は受付終了後にパソコンで求人の検索などをしたので余分に時間がかかりましたが、手続きだけでいうと1時間くらいで終わるのかなと思います。

  ∟左が受付。3コーナーあるのでスムーズに手続きできました。右は求職検索用のパソコン。30台くらいあったのでそんなに待つことはなさそうです。

いかがでしたでしょうか。
ハローワークで求職活動するのはわかりにくくメンドクサイと思われる方も多いかなと思います。また、コロコロ制度も変わるので昔申請にいったときと同じやり方が通じなかったりする点もメンドクサイ気持ちを増やす原因かなと思います。

実際に、2025年4月から失業保険について大きな変更があり給付制限の期間が2月から1月に代わりました。私が新卒の会社を辞めて求職活動していた時は制限期間が3月だったのでそれだけで生活設計が大きく変わる人も出てきたのではないでしょうか。

今回の記事はできる限り簡単に実体験を含めた内容で書いてみたつもりです。
少しでも読んでいただいた方の知識が増えるきっかけになれば嬉しいです(#^^#)

次回以降に「初回講習会・雇用保険制度説明会」の模様なども書かせてもらいたいと思いますので興味のあるかたはほんのちょっとだけ楽しみにしてくれたらメッサ嬉しいです。

ここまで読んで頂きありがとうございました(‘◇’)ゞ

ABOUT ME
なんとなくFireおじさん
なんとなくFireをしました。将来どうなるか若干の不安もありますが、これまで培った金融の知識や節約志向でボチボチやっていきたいと思います。