こんばんわ。なんとなくFireおじさんです。
前回は、「住民票の除票を取得する」ってところまでしたので、今回は、続きを書いていきたいと思います。実は次のステップが一番重要なんです!!これをするかどうかで手間暇が劇的に変わります!!ポイントは「餅は餅屋!!」です(^_-)-☆
【STEP3】法務局で不動産登記の相談員に相談する!
我が家のように自宅と若干の現金だけの場合は、「法務局の不動産登記の相談員」さんに相談するだけでまるっと解決することができます。
具体的に何を対応頂いたかというと・・・
- 不動産登記の流れの説明
- 登記申請書の作成補助
- 遺産分割協議書の作成補助
- 必要な提出物の事前チェック
という感じです。
相続のことを調べている人なら「アレッこんなこともしてくれるん」「行政書士に頼むようなことしてない」って思われるんじゃないかなと思います。
そうなんです!!ほとんど先生いらずでできちゃうんですよ!!感じできにはこんな感じ・・
行政書士=法務局の相談員のおじさん+戸籍謄本の収集
的な感じです。登記申請書などの必要書類はさすがに自分で書かないといけないのですが、横についていてくれて色々アドバイスしてもらえるので極端な話、国語の書き取りと同じレベルくらいです(^_-)-☆
相談員の方に相談するのは国が管轄している法務局のサービスなので、なんと無料です。電話で予約するのですが、各都道府県の連絡先の検索は、下記の検索サイトが便利です(#^^#)
【参考】→ 法務局管轄検索サイト(法務省:登記所一覧ページ)
そうして電話すると予約日時を調整することになります。基本的に平日の日中なので月~金の会社員の場合は有給をとっていくことが多くなるかと思います。(私は幸いフレックスだったので、15時とかで仕事切り上げていってました。)
相談時間は大体30分。3回くらいの訪問で届け出を完了することができました。相談員の方はベテラン揃いでとても頼りになった記憶があります(#^^#)
1回目は、必要書類のチェックと追加で取得する必要のある書類の提出の指導。2回目は前回提出分の書類の確認と登記事項証明書の取得依頼書の記入方の指導(登記事項証明書は、訪問先の法務局内にあります(^^)/)。そして、最後は法務局への提出書類の確認。といった流れです。
私の場合は3回で済みましたが人によっては、もう1回あるそうです。私が1回少なく済んだのは、事前に「登記簿謄本(登記事項証明書)」「不動産の権利証・登記識別情報通知」「固定資産評価証明書(名義変更時など)」といった書類を準備していったからです。できれば1回目の訪問の前に事前に何を揃えておけばいいか聞いとくといいかなと思いますよ( ;∀;)
この後のことは相談員さんに教えて頂いた内容のとおりしていけばいいので大分楽ですよ。もうちょっとだけお付き合い下さいネ
【STEP4】相続人全員の現在の戸籍謄本を取得&遺産分割協議書を作る(印鑑社会の洗礼)
続いて、相続人である母・私・弟のそれぞれの戸籍謄本を取得しました。これは単純に父の時にした戸籍謄本の取り寄せの相続人versionでーす!
おんなじタイミングで、遺産分割協議書も作成しました。協議書の記入方も相談員さんが教えてくれる&用紙もくれるので、メチャ簡単でした
我が家の場合は、相続額が低く、相続税の申告が不要だったため、家の名義変更だけを目的とした遺産分割協議書でOKでした。内容は「家は母が相続する」というシンプルなものです。
なお、この協議書には相続人全員の署名・実印、そして印鑑証明書が必要です。デジタル社会と言われて久しいですが、相続は今だに「ハンコ文化」( ;∀;)。
発行手数料や受け取りに時間とられるし、「ハア」としか言えないです。
【STEP5】固定資産評価証明書を取得
不動産(今回の場合は実家ですネ)の名義変更をするためには、その土地や建物の「固定資産評価証明書」が必要です。これは、市区町村役場で発行してもらいます。
もしくは、今年度の「固定資産税納税証明書」でも対応できますよ。納税証明書は毎年5月入ったかどうかぐらいに届くのでこれだったら無料でできますよ(*’▽’)
【最後に】実際にやってみての感想
正直「遺産が少ないから簡単ちゃうの」と思っていた自分が甘かったです( ;∀;)。
相続税の申告が不要でも、集める書類や手続きの数はあんま変わらないです。しかも、それぞれの書類に期限や細かい条件があって、思ったよりずっと面倒です。
ただ、それでも法務局の相談員の方に手続きを手伝って頂けなんとかできました。本当に「有料級」の仕事だなと思いました。私のようななんもわかっていない人間に親切に教えて頂き感謝感激です( ;∀;)
最後までお読み頂きありがとうございました。
自分への備忘録も兼ねての作成だったので、手続きをしていた当時を思い出しながらの書き込みでした。
戸籍謄本の取得から始まってなんやかんやの3ヵ月くらいかかったような気がします。
もちろん、ずっと相続のことばかりではなく、当時は働きながらだったので、つきっきりではないもののそれなりに手間やわからないことも多かったかなと思います。
私のこの体験が、今後同じような状況に直面される方の助けになれば幸いです。
今回は文字ばっかりになってしまったので、その辺は少し明日以降でリライトするかも・・・
※本記事は個人の体験に基づいて書いています。実際の手続きについては、司法書士や行政書士などの専門家への相談もご検討ください。