お金の話

相続の手続きを自分でやってみた〜非課税枠内でのリアルな体験記〜

去年、父が他界し「相続」という現実に向き合ことになりました。
数年間ガンを患って最後は緩和ケアとなっていたので、晴天の霹靂といったわけではなかったですが、とはいえ前倒しして手続きを進める気にもなれずその日を迎えてしまいました。正直まったく分からないままのスタートでした。

【STEP1】相続財産を洗い出す

【STEP2】戸籍謄本を集める(これが地味にキツイ)


ここが一番の山場でした。被相続人(父)の出生から死亡までの戸籍謄本を集める必要があるのですが、転居をしていた場合は、転居前の市町村役場から取り寄せないといけないんですよ。しかも全部!!

幸い父は田舎から1回の引っ越しだけだったので集める戸籍謄本は2通で済みましたが、転勤族だったり、結婚⇔離婚を繰り返し、引っ越ししまくっていたら、ファミリーヒストリー的な物語が始まるでしょうね・・・

転居前の市町村役場から戸籍謄本をもらうためには現地にいくか(現地になんか行けるか!!ってなるでしょうけど)郵送で送ってもらうかを選べます。
郵送してもらう場合は、各市町村毎に定められている戸籍謄本の交付申請書に必要事項を記入して手数料分の「定額小為替」を付けて郵送すれば、1週間程度で返送されてきます。
手数料は1,000円もあれば大体必要な書類はもらえますよ。

さっき、さらっと「定額小為替」って書きましたが皆さん何のことかわかりますか?

簡単に言うと「定額小為替(ていがくこがわせ)」とは、日本の郵便局で取り扱っている送金手段のことです。特に、現金書留や振込が使いにくい少額の金銭を郵送でやり取りするために使われるものです。購入するには郵便局にいく必要があるのでご注意を(^_-)-☆

最後に、戸籍を集めるのは、「誰が相続人か」を法的に確定するために必要になっています。家族関係が複雑な場合(結婚⇔離婚を繰り返しetc)は相続したあとに新しい相続人がでてきてひと悶着的な火サス的なことをさける必要があるからです。

【STEP2】住民票の除票を取得する

戸籍謄本を集めるときに合わせて住民票の除票も取得する必要があります。​これは、相続登記で必要となる書類です。申請自体は同時にできるので忘れないようにしましょう!

余談ですが戸籍謄本や住民票の除票の交付申請書は市町村毎によって異なります・・しかも、若干文言や必要事項も異なるので、面倒ですが都度役場に問い合わせることをおすすめします。マイナンバーなんかよりこのあたりの申請書類を一元化してくれたらありがたいなぁと思いながら、電話してました。

では、この辺りで文章も長くなってきたのでこれ以降は次回書いていきたいと思います。
なるべく早いウチにこの後のことも書いていくのでご容赦ください(*´ω`*)
それでは、また次回もご覧頂ければありがたいです。

ABOUT ME
なんとなくFireおじさん
なんとなくFireをしました。将来どうなるか若干の不安もありますが、これまで培った金融の知識や節約志向でボチボチやっていきたいと思います。